お店に並ぶ主に70年代のヴィンテージ品を見ていて、
オレンジ、黄色、茶色の暖色系がやっぱり多いなぁと思った方、いますか?
逆に青や緑は、あまり見かけない。
私も仕入をしていて昔からずっと感じていたことです。
これ、たまたまなのだろうか?と思って
自分なりに今までいろいろと調べてみました。
どうやら理由があるように感じたので、
今日はこのブログにまとめたいと思います。
◇■◇①60年代後半:鮮やかさの時代◇■◇
物語は、アメリカ西海岸から始まります。
1966年頃、
サンフランシスコでヒッピーを中心に
「サイケデリック」という文化が生まれました。
極彩色のアートやファッション、ターコイズブルーや鮮やかなピンクなど、
今よりもずっと多様で派手な色が使われていた時代です。
このムーブメントは1967年頃にピークを迎え、
アメリカ全土からイギリス、
そしてヨーロッパ全体へと広がっていったそうです。
GRUNGEで扱う北欧家具やドイツのアイテムも、
間接的にこの色彩感覚の影響を受けていたのでは?と考えられます。
◇■◇②70年代:暖色系へのシフト◇■◇
ところが70年代に入ると、雰囲気が変わります。
オイルショックによる不況、社会の空気感の変化。
派手さよりも「自然」「土」「温かみ」が求められるようになります。
豊かなオレンジ、黄色、そして大地を思わせる茶色。
コーデュロイや毛足の長い生地と組み合わせて、
暮らしに温もりを取り入れる。
それが当時の人たちの価値観だったのでしょうか。
気持ちがそういうものを求めたのかもしれません。
そしてこの時代は、経済成長期でもありました。
日用品が大量に生産された時代、
単純に「暖色系のものが多く作られた」可能性も高いのではないかと思います。
◇■◇③青が少ない理由◇■◇
70年代が求めた「自然回帰」「土のあたたかみ」というテーマとは、
ちょうど逆方向にあるような色の青。
だから今、
ヴィンテージの中で青を見つけることが少し難しいのかもしれません。
◇■◇④緑が少ない理由◇■◇
意外なことに当時は緑、
特に「アボカドグリーン」も人気色のひとつでした。
でも使われすぎてしまった??
冷蔵庫からカーペットまであらゆるものに使われた結果、
後の時代には「古臭い色」とされ、淘汰されていきました。
だから今、現存している数自体が少ないのでは?と。
この内容が正解か、不正解かはわかりませんが(;'∀')、
いろいろと調べてみて感じたことです。
ご来店の際は、
店内にあるものいろいろに関して
ただの「色」として見るのではなく、
その色を選んだ当時の人たちの暮らしや、
求めていたあたたかさも一緒に感じてもらえたら嬉しいです。
(写真はすべて過去の投稿より)
-------
どおりで。。。
私の初めてのドイツ買付時。
とあるショップだったか、蚤の市だったか、
とーっても素敵な緑色のカーテン生地が目に留まり、手を伸ばしました。
するとすかさずそこにいた店員さんに、
「おまえ、この緑の生地が気に入ったなら手に入れた方がいいぞ。
こんなにコンディションの良い緑色はなかなか見つけられないぞ。」
(英語は得意ではありませんが・・・)
そんな感じの事を(たぶん(笑))まくし立てられるように言われたのを思い出します。
一周回って、
もちろんその生地は買いましたとさ♪
過去の写真を振り返り、、、
おそらくこの生地です、なつかしや~
-------
長文にお付き合いいただき、
ありがとうございました♡
●・・・●・・・●・・・●・・・●・・・●・・・●・・・●・・・●・・・●
▶3DAYS GRUNGEのinstagramはコチラから▶
▶6月の休店日
6/3(水) ・ 6/10(水) ・ 6/17(水) ・ 6/24(水)
※その他、急遽臨時休業や時短営業等なる場合もございますので
instagramやブログにてお知らせいたします。