1950-70年代にかけて、
主に西ドイツにて生産されていた陶磁器を指すことばです。
この時代に生産されていた陶磁器の中でも、
ある一部の特徴的な陶磁器に対して付けられた名称といえば伝わりやすいでしょうか。
まるで火山口から流れ出て、
そのまま自然硬化したような凹凸のあるLAVA=溶岩を思わせる釉薬。
独特な世界観を持つ装飾モチーフ。
この時代の西ドイツで生まれた陶器の力強さは、
圧倒的な存在感があります。
第二次世界大戦後のドイツ。
国を挙げて窯業の再建に取り組んだそうです。
1940年代後半から、もともと多く存在していた陶器の製造所も再び再建され、
陶器産業が盛り上がっていきました。
そんな中、生まれたものの中に、FatLavaの様な芸術品もあったわけです。
2006年の7月から8月にかけてイギリスのキングスリン芸術センターで開催された、
Mid-Century West German Ceramicsの展示会は世界中から人が集まり大盛況だったそうです。
この時をきっかけに、
特に西ドイツにて製造されていた陶磁器の中でも
溶岩のような厚い釉薬で表現された数々の作品に対して
「Fat Lava」という名前が付けられたのでは、と勝手に推測しています。
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今回開催する花瓶美術館では、
Scheurich(シューリッヒ)
Jopeko(ヨペコ)
BAY Keramik(ベイ・ケラミック)
Roth Keramik(ロート・ケラミック)
Ruscha(ルシャ) など、
Fat Lava主要メーカーそれぞれが持つデザインの違いを是非手に取りながら
ご堪能ください。
コレクターとして有名なMark Hill(マーク・ヒル)の著書である『Fat Lava』と、
その日本語版が店頭にございます。
(販売品ではございません。私物です♡)
読みながら、あわせてお楽しみください♪
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