「Fat Lava」とは、1950~70年代に主に旧西ドイツで生産されていた陶磁器の一種の名称です。
「肥えた溶岩」と直訳できるその意味のとおり、
火山口から流れ出た溶岩を彷彿させる釉薬の色使いや仕上げ方が最大の魅力。
流れ続ける溶岩の様とか、
溶岩が自然硬化したような様はFatLavaの特徴で、
どうやって出すんだろう?と思う、艶やかな釉薬の仕上げ方などなど、
材料や道具や、どんな人たちが作り出したものなのだろうかと、
当時を知る方にあって話を聞いてみたいって思う、お店で扱っているアイテムの中でも個人的に一番大好きなFatLava。
やっぱり流行りのデザインとか、
今の人たちはこういうのが好きだよね、って思うポイントが様々な商品などにも反映されるのは
今も昔も変わらないことなんだろうなと、
こういうものを見ると思います。
こちら、入荷仕立てのカップ&ソーサーです。
「FatLavaみたいなカップ&ソーサーよ!」ってディーラーさんにも言われました。
まさに、
釉薬が垂れてる感じや、
艶やかに光るオレンジとグリーン。
似てるテイスト。
1960年代くらいのものなので、まさにFatLavaのテイストを盛り込まれて作り出された
カップ&ソーサーなんだと思います。
今までも確かにこのような食器に出会ってきました。
面白いなぁって思います。
FatLavaメーカーの競争もあったでしょうし。
うーん!
まだまだ出会ってみたい!と思わせてくれるFatLavaなのでした。
植物×FatLavaのカップ&ソーサーもおススメしたいインテリアコーディネートです:)